鶏が先か卵が先か


ネットの収入で暮らしたい・生活したい


最近はネットの収入で暮らしたい・生活したいという人が増えている。「ネットで稼ぐ・副業で稼ぐ」と言ったキャッチコピーが書かれた雑誌をコンビニなどで目にする機会が確かに増えている。


一言で「ネットで稼ぐ」と言ってもその方法はいくつかある。
ので紹介してみよう。

最近で有名なのはプロブロガーだろう。名の通りブログを書いて生計を立てている人のこと。ブログで稼いでいると言っていても実際は稼いでいない人もいるが・・・

その他にはアフィリエイトで稼ぐ人、通称アフィリエイター。その他にもネットオークション転売や輸入ビジネス、せどりなど、ネットで稼げる仕事の種類は無数にある。


全てのネットビジネスを把握している人は多分いないだろう。それぐらいネットの仕事は種類が沢山ある。


中でもブロガーとアフィリエイターは参入の敷居は低いからお勧めだ。それぞれ自分のブログやサイトを運営して記事に広告を貼ればいいだけなので、手軽で本業の合間の副業としては丁度良いと言える。


余談だが、ブロガーとアフィリエイターは同じように思われているが、実はブロガーとアフィリエイターには大きな違いがある。私も以前は両者とも同じようなものだと思っていた。


ブロガーとアフィリエイターの違いを簡単に説明してみよう。


アフィリエイターとは、ASPと呼ばれる広告代理店と契約し、メーカーや販売店が扱う商品やサービスに関する情報を書いたサイトを作ってネットユーザーに紹介してする仕事だ。


ただし、あくまで仲介なので直接販売するのではない。よく分からない人にとってアフィリエイトは名前だけでも胡散臭いと思うかも知れないが、この業界では普通の仕事である。


アフィリエイトは購入に結び付くユーザーの動線やプランディング、サイトを検索上位に上げるSEO対策など、記事を書く以外にも作業が多岐にわたる上、それぞれが高いレベルでないと中々結果は出せないのが現実。


一方、ブロガーはアフィリエイターよりは初心者向けの仕事だと言えるかもしれない。記事を書く以外に考えることがほとんどないからだ。記事を書き続けていれば記事を書くのも少しずつではあるが上手くなっていき、収入も並行して増えてくれる。


もちろん簡単と言っても稼ぐ為のノウハウはある。あくまでアフィリエイトよりは簡単と言うだけの話である。


ブロガーとはウィキペディアによると「ブログを書く人」「ブログの作者」となっている。要はブログさえ書いていれば誰でもブロガーなのだ。当たり前だがブログを書くだけでは収入にはならない。


ブロガーの中でもブログからの収入だけで生活している人のことを「プロブロガー」と呼んでいる。プロブロガーのマネタイズは先のアフィリエイターに比べて複数あるのも違いである。


ブロガーもアフィリエイトからの収入が柱という人が多いのだが、商品の紹介記事を書くのではなく、自分の書きたい記事を書いて「Google Adsence」や「楽天」「Amazon」をついでに貼って稼いでいる感じだ。


ブロガーの収入はアフィリエイトだけではない。


ブロガーのマネタイズには、本の執筆やセミナーの講演、運営しているブログのPVが多い人は、有料のメールマガジンを発行したり直接広告を貰って稼いでいる人もいる。


ゴール地点がアフィリエイターとは全然違っているのだ。


個人的にはアフィリエイターやブロガーを簡単な仕事だと思っている人が意外に多いような気がしているが、それだけで生活が出来るようになるまでは相当な努力が必要なのは言うまでもない。


一人で気楽に仕事が出来るだけで、他の普通の職業と何ら変わりがないということを当たり前に頭に入れておかねばならない。


自分はどちらかと言えば、アフィリエイトには向いていない人間だと思っている。商品を紹介するのが苦手というのもあるが商品の紹介記事は書く気が全く起きないし、書いていても全然面白くない。


もし自分がアフィリエイトを本業にするとすれば間違いなく外注を雇って記事を書いてもらうだろう。性格的にも、面白くない作業は一切気が乗らないし上手くもならないから当然結果も出しにくい。


好きこそ物の上手なれとは上手く言ったものだ。そういう苦手な部分は自ら克服することに無駄な時間を費やすよりは外注に頼んだ方が稼ぐという意味では効率が良いと思う。もちろん外注を使うことは否定しない。


自分は記事を書くことが好きだし記事を書くスキルも身に付けたいからから外注には頼む気はない。自分で記事が書けるようになれば潰しも効くと思っている。


稼げるキーワードの上位サイトを見ればアフィリエイター同志の競争が激しいことは誰でもわかるだろう。今のアフィリエイトはSEO勝負だから、資金・人材・時間を持っている人ほど有利だ。


わざわざ苦手なSEO競争に自ら首を突っ込む気にはなれない。なので自分は商売のセンスはないと思う。ただ稼ぐことを一番の主眼を置いていないからこの考え方でもいいと思っている。


あと自分は収入よりもPVの方が気になってしまう人だ。PV数を気にする人は完璧なブロガータイプだろう。記事を書いて他の人に読んでもらうのは本当に嬉しいものだ。例えそれがたった一人であっても。


この気持ちは経験したことがある人でないと分からないことだ。


そもそも、素人の自分が書いた記事を他人に読んでもらうこと自体がリアルな世界ではまずありえない出来事なのだ。仮に街角に立って無名の自分の書いた本を売ろうとしても一冊も買って貰えないだろう。むしろ、危ない人だと思われて逃げられるのがオチである。


ところがネットの世界になると、例え素人であろうが誰であろうが、人の役に立つ記事を書けばGoogleが人目に付くところへ運んでくれて他の人に普通に記事を読んでもらえるのである。


つまり営業せずとも本屋の店先に並べてもらえるのと同じことなのだ。これは本当に凄い事だと思う。


始めたばかりの人で「思ったよりアクセスが増えないだよね」と言う人がいるが、リアルな世界では本が売れない駆け出しの作家なんて山のようににいる。いや、売れる作家より売れない作家の方が断然多いのではないだろうか。


プロの作家でさえそうなんだから、素人のあなたがやり始めてすぐ上手くいかないからと言って落ち込むなんて馬鹿らしいからやめた方が良い。下手なんだから結果が出なくて当たり前だと自分を受け入れることが大切なんじゃないだろうか。


とにかく人に読まれる記事を書くためには上手く書けるようになるまでひたすら書き続けるしかない。Googleは皆に平等なのだから、結果が出ない時には「どうして出ないのか」と前向きに自問自答すればよい。


プロブロガーを目指し成功した人を何人も目の当たりにしてきているが、成功している人に共通する点がある。それは稼ぐことに楽しさを感じているのではなく情報を発信することを純粋に楽しんでいるという点だ。


これもアフィリエイターと大きく違う点である。アフィリエイターは稼ぐことを主眼に置いているから常に売ることを優先的に考えて記事を書いている。要は物やサービスを売る為だけに書いているのだ。


話が逸れたが、ブロガーで成功する条件は明確である。「稼ぎたい気持ち」のウェートよりも「情報を発信する楽しさ」のウェートを上げればいいだけなのだ。


結論から言えば、ブロガーの場合は結果は後からついてくるものだし、人気のブログが出来てからマネタイズを考えてもいいだろう。人気のブログが出来れば更なる可能性が拡がることが多い。


私自身はアフィリエイトから始めたのだが、これから先はブロガーを主としてやっていこうと思っている。アフィリエイト以外のマネタイズをいろいろと模索している最中だ。


アフィリエイターの方々には気を悪くする記事だったかもしれないが、どうか気にしないで欲しい。どちらが良いとか悪いとかを言っているのではなく、結局のところ、鶏が先か卵が先かと言うだけ話だ。


<参考書籍> 
86歳ブロガーの 毎日がハッピー 毎日が宝物
ブログ飯 個性を収入に変える生き方
武器としての書く技術 (中経出版)



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