飛行機と新幹線はどちらが得なの?


旅行などで移動する時に使う機会が多い「飛行機」と「新幹線」、飛行機の方が移動が早くて値段が安いというイメージを持っている方は非常に多いとは思うけど実際のところどうなんだろう?飛行機と新幹線を様々な方向から両者の「違い」を検証してみたいと思う。


飛行機と新幹線の移動時間の違い


まず移動時間だけど、乗っている時間はダンゼン飛行機の方が早い。

新幹線(東海道)の時速280qに対して飛行機は時速950qも出るんだからそりゃ飛行機が圧倒的だよね。

単純に約3倍のスピードで移動できちゃう。仮に東京ー大阪間の移動なら、飛行機の約1時間10分に対して新幹線は約2時間30分も掛かってしまう計算になる。

ただしあくまでこれは乗車している時間で、各駅空港までの移動時間などは含まれていないので注意頂きたい。新幹線は切符を買って即座に乗車出来るのに対して飛行機の場合は飛行場が都市部から離れた場所にあることが多い。これらの無駄な時間も含めて考慮しなければならないだろう。

実は飛行機の場合は飛行場が都市部から離れて作られることが多く移動時間が結構掛かるのが一般的。

その理由は言うまでもなく住民の苦情対策のためで、海上とか山間部など住人の少ないへんぴな場所に作られることが多いからだ。一方新幹線の駅は在来線と直結していて交通の便が抜群によい立地にあることが多い。

新幹線はチケットを事前に買っていれば乗車時間の10分前に駅に着いて改札にチケットを通すだけですぐ乗れるが、飛行機に乗る際は搭乗時間より早く(30分以上前)に到着しておかないといけない。飛行機は手荷物検査など搭乗の手続きに要する時間が結構かかるからだ。

航空会社によってはスムーズに搭乗できるチケットも発売されているが、それでも新幹線のスピーディーさにはかなわない。諸手続きに掛かる時間も新幹線と飛行機とでは比較にならない。

新幹線は飛行機に比べて発着の本数が圧倒的に多いから待たされるストレスが少ない。飛行機は搭乗口が1箇所しかないから乗り入れ時に行列が出来るのが意外とストレスになる。新幹線は車両ごとに乗車口が2つある。飛行機は気象条件などで遅延が多発するが、新幹線はそれに比べると少ない。

こうやって比べてみると移動する際の利便性は新幹線の方が有利という気がするが次に料金を比較してみよう。いくら利便性が良くてもコスパが悪いと利用する気もなくなってしまうだろう。


飛行機と新幹線のチケット料金比較


飛行機と新幹線のチケット料金は正規の料金で比較すると、新幹線が14,160円(新神戸−品川)で、飛行機は14,720円(三宮から神戸空港の運賃320円と羽田空港から品川の運賃を400円含む)となる。つまり正規料金でチケットを買った場合は飛行機の方が移動運賃も含めると若干高くなる。

「じゃあ、新幹線のほうがいいんじゃない?」ってことになりそうだけどちょっと待った!実は飛行機も新幹線も格安チケットを手に入れる方法がある。次は割引料金を適用出来た場合のチケット料金を比較してみるので参考にしてほしい。

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