皆さん!今年のカニはどこで買うか決めましたか?水っぽくて解凍したら量が減ってしまう外国で水揚げされて冷凍されたクソガニをネット通販で購入しないためにも、カニ通販店の選び方が超重要なんですよね...
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寒さも一段と厳しくなりいよいよ本格的な冬が到来。僕個人的には寒さが苦手なので、どちららかと言えば冬は好きな季節ではないのですが、この寒い時期にしか食べられない飛び切り美味しい冬の味覚も多いのでそれを楽しみに冬を乗り越えております。
冬の味覚と言えば、フグにヒラメに牡蠣、鱈、ブリ...と色々ありますが、今日は僕が大好きなカニ「ズワイガニ・タラバガニ・毛ガニ」のウンチクを書こうかなと思っております。
と、その前に一言だけ...ここ最近、DeNAをはじめ大手が運営するキュレーションメディア(他人のサイトを盗作してまとめたサイト)がネット業界の信頼を落としてしまいましたが、世の中の大半のウェブ運営者は真面目1次情報を発信しようとしているということは知っておいてほしいです...
僕はとにかくカニが大好きで、出張に行っては噂のカニ専門店に行き、頻繁にネット通販でカニを注文してお家で食べているほどです。twitterでカニ通販の記事が流れると思わず買うくらいのカニ馬鹿かも知れません...
以前はネットで検索して検索に出てくるお店から購入するパターンが多かったんですが、ここ数年は検索結果に出るサイトがキュレーションサイトやまとめサイトばかりになってしまい、ネットの情報を鵜呑みにすることがなくなりました。
とは言え、ネットのカニ通販は通常で買うよりもカニが安く春でも夏でもカニを食べたいと思ったら年中いつでも頼めるのが便利です。
twitterやFacebookに流れてくるカニ情報は知っている方が流していることも多く、そういう意味では検索結果の上位サイトに比べると安心して買えると思っていますが、カニが食べたい時にタイミングよく流れてくることは少ないですし...
というわけで今日はキュレーションサイトにうんざりしている方のために、ネットに限らず通常の店舗でも使える「カニを購入する時に注意しておく真実」を書いてみようと思います。もともと僕は板前をしていたこともあってカニに限らず食材選びについては、それなりの知識と経験があるので皆様のお力になれると幸いです。
カニの王様と言われるのは「ズワイガニ」このズワイガニは地方によって呼び名が変わり「松葉ガニ」「越前ガニ」「ヨシガニ」と呼ばれることもあります。これらは全てズワイガニのこと。松葉ガニは山陰地方で採れるズワイガニで越前ガニは北陸地方で採れるズワイガニ、ヨシガニは山形県や北海道で採れるズワイガニです。
ズワイガニは身のきめが細かく優しい口当たりで、味は深みがあって臭みが少ないのが特徴です。比較どの調理法でも美味しく食べられますが、個人的にはお刺身やしゃぶしゃぶなど、火を通し過ぎない調理法で食べるのが好きな食べ方です。軽くあぶって香ばしさと旨みを楽しむのも悪くないですね。
ズワイガニの身と呼ばれている部位は人で言うところの筋肉。つまりカニ身そのものはタンパク質なので味はありません。実はカニ独特の甘みを出すのはエキスに含まれるアミノ酸なんですね。
ズワイガニがタラバガニや毛ガニに比べて甘みが多いのは含まれるアミノ酸の量が違うからです。舌触りが良い(食感が良い)のは身の繊維質が他のカニに比べると細かいことがその理由。
ズワイガニに限らずカニが美味しいか不味いかはこのアミノ酸がどれだけ残っているかです。格安のカニであってもアミノ酸がしっかり残っていれば美味しさを十分に堪能することが出来ます。
カニに含まれるアミノ酸は軽く熱を加えると身が凝縮され旨みと甘みが増します。ズワイガニは焼きが美味しいと言われるのは、アミノ酸を閉じ込めつつ熱を加えるからです。そういう意味ではズワイガニは焼くのが一番理にかなった食べ方なのかもしれませんね。
生のカニを買った時は茹で方がポイント。長時間お鍋でグツグツ煮込んでしまうと、せっかくの旨み成分であるアミノ酸が流れ出てしまって、スッカスカのカスガニを食べることになるんです。
家庭では大きいお鍋でズワイガニをそのままの姿で煮込むのは難しいかもしれません。実はズワイカニは、茹でるのではなく蒸すという調理法が一番おいしく召し上がれることをご存知でしょうか。
蒸し調理なら、身の中にお湯が入り込むこともなくお湯の中に身が流れ出ることもありません。ズワイガニは体格が大きいので蒸すときはザクっとハサミで切ってしましょう。これなら生のカニを買っても自宅で調理できますよね。
ぜひご家庭でも蒸しガニにチャレンジしてみて下さい。
写真を見てもらうと分かりますが、タラバガニは他のカニに比べると身がずっしり重くて肉厚。そのボリューム感に圧倒されますよね。焼きタラバにして足を掴んでガブリ!ヨダレタラタラ、たまりません...
実はこのタラバガニはカニという名がついていますが、実はカニの仲間ではありません。正式にはヤドカリの仲間。足が片側4本合計で8本しかないのです。ま、他のカニと同じ甲殻類なので、正直、美味しかったらどっちでもいいんですけどね。
タラバガニに似たカニに「アブラガニ」「花咲ガニ」がいますが、これらもやはりヤドカリの仲間です。
ヤドカリだから...というわけではないのですが、タラバガニの身は非常に淡白で癖があり臭みが強いのが特徴。個人的には量を食べるならお鍋、少量食べるなら甘みが強く出る焼きタラバが好きですね。旨みが少ないので調理法にひと工夫が必要なのがカニがタラバガニだと思っています。
毛ガニと言えばカニミソ!というくらいミソが濃厚で美味しいカニと言われています。ズワイガニのミソは白色の物体などミソ以外の成分がたくさんついてきますが、毛ガニはミソそのものがたっぷり!
ちなみにズワイガニや毛ガニの甲羅の部分についている白い物体はカニの体液や脂分、薄皮です。これはこれでウマい!ちなみにタラバガニにミソはありません。正確に言うとタラバガニのミソは茹でると溶けてなくなってしまうから。タラバガニはバカで脳みそが少ないということではないので悪しからず...
毛ガニはミソだけでなく身もズワイガニに匹敵するくらい美味しい。甘みはズワイガニに引けを取りませんが、旨みに関しては頭一つ抜けている感じですね。大きさもズワイガニやタラバガニに比べて小さくて少し食べにくいのですが、その分ギュ~と旨みが濃縮されているカニだと思って頂いていいです。
それぞれのカニの特徴を書いてみたのですが、「ズワイガニ」「タラバガニ」「毛ガニ」どれが旨いのか...もうね、そんなことは愚問ですよ。それぞれに良し悪しがあるので一言でいうのは難しいのですが、まとめという見出しをつけたので、どのカニを選ぶのか個人的な意見でまとめますね。
そもそも値段から言えば、「毛ガニ>ズワイガニ>タラバガニ」ですし、大人数で毛ガニなんか出したら財布の中がすっからかん。かといって鍋のカニが少ないとパーティのカニ鍋としては寂しすぎます。
結論!
一人でカニを満喫するなら毛ガニ!家族で楽しむならズワイガニ!友達や親せきなど大人数で楽しむならタラバガニ!金銭的に余裕があるならすべて買う!これが完璧な選び方でしょう。
文句や苦情は一切受け付けません(笑)
ネット通販で美味しいカニを選ぶコツはカニそのものを良く知ること。お店の事よりもカニ本体を知ることが大事なのです。公式サイトに載せられている写真や文章を鵜呑みにしてお店を選んではいけません。商品を売るために良いことばかり書いているお店だってあると思いませんか?
僕はこれまで色々なネットショップでカニを購入してきましたが、ほとんどのお店の商品はサイトに掲載されているものと違うものばかりでした。頼んだカニが想像と違った時のショックはカニ好きの僕としては計り知れないものがあります。苦情の手紙を送りつけようと思ったことも...
これは去年の話なのですが、年末に親戚が集まる機会があり思い切ってズワイガニとタラバガニのセットを数万円分購入した時のことです。人数が多いため、海外で水揚げされた冷凍物のカニのセットを購入。
当たり前ですが、国内で水揚げされた生のカニは値段も高く品質も高い。大量に安く買おうと思ったら外国の冷凍もの(中には数年前に水揚げされてずっと冷凍保存されたもの)が最強に格安。
届いたカニセットがこちら
お刺身サーモン?こんなの頼んだはずない、サービス品なのか知らんけど、ラッキーなのか?んんん?...あれれ...確かタラバガニは片足4本の4セットのはずでは...
片足4本しか入ってない!騙された~~~!!!!!このサケなんや~
というような、笑うに笑えない悪質なお店が本当にあるんですよ。これ作り話ではなく本当にあった話ですから...こんなお店で買わないように
結論!
安い店には安いなりのからくりがある!値段だけに騙されるなということです。とにかく、このように色々なネット通販で失敗を繰り返したおかげと言っちゃなんですが、良いお店の選び方が分かってきたので書いておきますね。
先ほども言ったように良いカニをゲットするには、選ぶ前にネットやお店で売られているカニのことを詳しく知っておく必要があります。そのお店で扱っているカニの種類を見分けられるようになるとお店選びで失敗する数が格段に減少します。
ネットでは年中手に入るカニですが、そもそもカニ(特にズワイガニ)は漁が出来る期間が決まっているのです。ズワイガニは底引き網で採るのですが、底引き網漁が出来る期間は例年9月1日から翌年の5月31日まで。
その期間の中でズワイガニ漁が出来るのは海洋資源の保護を目的に11月6日から翌年の3月20日までしかありません。つまり国内で水揚げされた生のカニを美味しく食べられるのはこの間のみ。
実はズワイガニは日本固有のカニではなく世界各地の海に生息しているカニ。ズワイガニやタラバガニは、オホーツク海域またはアラスカ海域でとれるものが特に美味しいと言われています。
ただし、外国産だから必ずしも味が悪いというわけではなく、中には日本産と変わらない品質ものもあるので注意が必要です。見分け方としては買いたいと思っているサイトでカニをどのように仕入れて加工しているかをしっかり確認すること。
国が定めているJIS法には、同じ海域で獲ったカニでも、日本の船が獲れば日本産、外国船が獲れば海外産となると定義されています。今の日本で流通しているカニの多くは、オホーツク海域でロシア船が捕獲した一部のカニが北海道などの港に水揚げされたものが大半。
ただし、これらの外国産のカニの中には、日本の港に生きたままで水揚げし日本で加工されたものがあり、これらのカニは味も鮮度も素晴らしいため、日本中の水産会社でも高級品として高値で取り扱われているんですね。
まとめますと、単に外国産はダメということではなく、どこでどのように加工されているかが大事なポイントなのです。
最近、ネットでもよく見かけるバルダイ種のズワイガニ。バルダイ種はオオズワイガニとも呼ばれているようですが、そもそもオオズワイガニという品種は存在せず、単に高級感を出すために業者がつけた名前に過ぎません。
このバルダイ種は日本の近海で行う漁でも僅かながら捕獲されるため希少な価値があるように思えてしまいます。しかし、この大型のズワイガニは味が良いから貴重というわけではありません。
話すと長くなるので簡単に説明しますが、実は日本のカニ漁船は20t未満の小型船が一般的。例えば、京都府の話ですが、舞鶴、丹後町、網野町漁協に所属する計17隻の底曳網漁船によってズワイガニが水揚げされています。(他県では100トン近い「沖合底曳網」も存在しますが、メインはやはり小型船。)
バルダイ種はロシア産が多いのですが、この理由は単純です。日本の底曳網漁業の漁場は、水深約100mから深いところでも約350mまでの範囲のみ。一方、大量に捕獲を行うロシアなどが保有する大型底曳網漁船は、水深800~900m程度まで操業出来る優れものです。
ここまで聞いてもうピンときた方もいるかも知れませんね。そうです、バルダイ種と呼ばれる大型のカニは深海に生息するカニ。つまりバルダイ種は大型の底引き網漁船で獲るため、漁に出てから港に戻るまでが長くカニの鮮度が落ちてしまっている可能性が高いということです。
日本のカニが高くても美味しい一番の理由は、日帰りの小型船でカニ漁を行っていることだったのです。
カニは鮮度が落ちると水っぽくなったり、身がやせたりと様々な影響を受けます。 通常の漁での大型船による長期航海ではある程度の収穫を確保するまでは帰港しないので、どうしても鮮度が落ちてしまうのですね。
お店によってズワイガニの味に差がありますが、これはどうしてなのかご存知でしょうか?実は味の違いはその加工の仕方に差があるのですね。買おうと思っているお店の加工方法を知っておくと、美味しいカニを手に入れる確率はさらに上がります。
よく茹でガニは美味しくないという話を聞きますが、これは半分本当で半分は嘘です。例えばカニ専門店で生け簀に入ったカニがいますが、カニは水揚げされた後、時間の経過と共に身がどんどん痩せてしまうもの。生で鮮度が良いから必ずしも美味しいカニとは限りません。
生のカニは流通経路によって鮮度が悪くなることが多々あります。例えば、水揚げされた港→漁協→大型市場→地方市場→お店といった経由地が多く時間が掛かる場合ですね。水揚げから口にするまでに何日もかかった場合は、やはり身がスカスカのカニになってしまいます。
じゃあ茹でガニは外れなし...と言いたいところですが、茹でガニでもどこでどうやって茹でているかによって味がかなり変わります。大事なことは...
カニの本当のおいしさは、生きているとか茹でているとかそういったことではなく、加工された時の状態がどうだったかということ。これを知ることが美味しいカニを見分ける最大のポイントになのですね。
水揚げされた直後のカニをゆで上げることを「浜茹で」と言います。先ほども書いたように陸上へ揚げられたカニはみるみる鮮度が落ちていきます。死んでしまったカニも同様です。
とは言えカニを美味しく食べるには浜茹で直後が一番となると...
美味しいカニを食べたけりゃ浜茹でしていたその場に行って食べるに限る!
「現地に行くことが出来ないからネットで頼むんや~!」という声があちこちから聞こえてきそうですが、まあ、とにかく落ち着いて。浜茹で直後と全く同じ味とはいきませんが、それに近い状態になるよう加工しているお店もありますのでご安心を。
冷凍のカニは美味しくないのかの真実についてお話しします。冷凍のカニは美味しくない、これも良く耳にするフレーズですが、ここまでの内容を読んだ方なら、むしろ、生きた状態で長く置いていたカニほど味が落ちてしまっているということはよく理解されていると思います。
となると自宅で美味しいカニを食べるには次の2つの加工法のみに絞られます。1つ目は「浜茹でされたカニをクール便で宅配してもらう」2つ目は「浜茹でされたカニを冷凍してものを宅配で送ってもらう」です。
冷凍カニと冷凍されていないカニの買い分けですが、これは単純に食べるまでの時間で決めれば良いのかなと思います。冷蔵物は茹でたて新鮮がメリット、冷凍されたものは保存が効くのが最大のメリットです。
例えば、これからお正月がやってきますが、親戚が集まった時にカニ鍋をしたいと思っているのなら、迷わず冷凍カニを注文すべきです。「冷蔵カニを冷凍庫に入れたらええやん」って方もいるかも知れませんが、残念ながら家庭用の冷凍庫ではカニの鮮度を十分に保つことは出来ません。
その理由は、カニを美味しい状態で保存するには浜茹で直後に-50℃以下で急速冷凍することが必須条件だからです。家庭用の冷凍庫は-20℃前後。つまり茹でガニを冷蔵したものを頼んだ場合は、家庭でカニの旨みを残したまま冷凍保存に変えるのは難しいのですね。
浜茹で直後に-50℃で旨みをギュッと閉じ込めることが大事なのです。
さて、美味しいカニを扱うお店を選ぶポイントはお役にたちましでしょうか。まだまだ書きたいことはあるのですが、きりがないのでこのあたりで締めようかと思います。
これまで書いたことを読んでからカニ通販のサイトに行くと、これまでとは違ったカニ通販店選びができるのではないでしょうか?
ここを読んだあなたはこんなフレーズをネットで見かけたらきっと鼻で笑っているはずです。それでは素敵なカニライフを!
お歳暮や年末年始に向けて今年もまだまだカニを購入する予定です。そこで僕が今年頼む予定&実際に頼んだカニ通販のお店を紹介しておきますので、ぜひ、参考にして下さいませ。
他店と比べてみれば買えるカニの値段と品質のバランスの良さは一目瞭然のショップなのでお楽しみに!
これから紹介するのは、国内の港で水揚げされたとれとれぴちぴちの、しかも「生」のセコガニとオスガニを購入できるおすすめのお店です。もちろん、茹でたものも購入可能なので家で茹でるのが面倒くさいという人でも安心して購入出来ます。
カニミソを食べるなら、ズワイガニに限って言えば、オスガニよりもセコガニと呼ばれているメスガニが一般的。僕は毎年「フォーシーズン 」というお店でセコガニを購入してます。
実はこのセコガニ、オスのズワイガニに比べて漁期が短くて、11月6日から12月末までの僅か2か月間しか漁が出来ないという特別なものなのです。
どうしてセコガニの話から入るかと言えば、実は僕はカニの身よりもカニ味噌の方が好きだからです(笑)おすすめのオスのズワイガニのお店はのちほどご紹介してありますので、オスのズワイガニのおすすめのお店を先に読みたい方はこちらから。
このセコガニはお店によって値段も入っている量もバラバラ、高い店から安い店まで。スーパーで買うとシーズンにもよりますが、1匹あたり500円~1,000円が相場です。小さい割には意外と高級なのです...
ネットでの平均価格は送料込みでセコガニ5~10匹入りで3,500円~5,000円が相場なので、スーパーで買うよりは3割以上お得に買える計算です。
検索で「セコガニ 通販」で調べると、これまた怪しい業者がワンサカ出てくるので、どこで買えばいいのか正直迷ってしまいますよね。そんな方にお勧めしたいのは「フォーシーズン 」というお店です。ここは店頭販売だけでなくネットでも購入が可能です!
僕は過去に何件もネットショップでカニを買ってきたのですが、今では「フォーシーズン」でしか買わないというくらい気に入ってます。これが大当たりだったんですよ。ただ安いだけのズワイガニ(身がビシャビシャで臭い...)を売っているお店はたくさんありますが、値段と鮮度のバランスが良いお店はなかなかありません。
ネット通販だと品物が見れだけに写真では良く見えても届くまで良いか悪いかは正直言ってわかりません。言って見れば博打の様なものです。ズワイガニは高級品、引いてみるまで当たりか外れか分からないのでは困りますよね。
フォーシーズンを選んで良かった点は...
山陰沖で獲れた国内もののセコカニを水揚げした当日に発送している点、生と茹でを選べるのですが、茹でカニの場合も水揚げした当日に発送している点ただし茹で代が1回の注文につき500円必要)、これが決め手でしたね。
家で茹でたてを食べるのは美味しいのですが、家にカニが入れられるだけの大きな鍋がないので無理なんですよ...なので茹でるのはプロにお任せ。そうそう、このフォーシーズンは茹でる水と塩にも相当なこだわりを持っています。詳しくは公式サイト(フォーシーズン )をご覧くださいませ。
このボリュームどうですか?カニが何段にも重なっているではないですか...取り出して数えてみると16匹入っていました。水揚げ時で約3キロだそう。
フォーシーズンのセコガニは他の店に比べて特別格安という値段設定ではありません。(楽天のセコガニランキングを見てもらうと分かります。)フォーシーズンで普通に買う値段は、他1キロで4,980円(送料・税込み)他のショップ同様の価格帯ですね。
どうして値段が変わらないのにフォーシーズンに決めたのか...先ほど「普通に」と書いて赤字にしてあったのに気付きました?そうなんです、このフォーシーズンというショップは、普通じゃない買い方をするとメチャクチャ安くなるんですね。
実はフォーシーズンは2セット以上買うと1セットおまけがついてきます。つまり実質1セット4,980円のところ3,320円になる計算。これ最安値だと思いますよ。これで送料・消費税込み。
大量に買っても食べきれないという方もいるかも知れませんが、茹でたセコガニは冷蔵庫で3~4日、冷凍で保存すれば2~3か月は持つので心配いりません。カニ好きの私は3日もあればペロリと食べちゃいますけどね。
ただし、フォーシーズンでセコガニを注文する時の注意点がいくつかあります。
生と茹でを混ぜるとおまけの1セットがもらえないこと。お店で茹でてもらう場合は500円の追加料金が発生すること。カニの足が折れていたりなくなっているものがあること。漁があり次第の発送となるため発送日をこちらで選べないこと。
これらの点だけは十分にご注意くださいませ。もし急ぎで即日購入したい方は、水揚げから時間が経った冷凍保存品のセコガニを頼むといいでしょう(笑)即日発送のショップはそういう事ですよ。
フォーシーズンではセコガニ以外に山陰沖で捕れた即日配送のオスのズワイガニも販売していますが、メインで販売されているのはカナダ産の冷凍ズワイガニです。ただしカナダ産ズワイガニも国内水揚げズワイガニと同様、活きの良いズワイガニを選別して現地で浜茹でしたものです。
国内水揚げのズワイガニは、足折れなど訳あり商品ではありますが新鮮な生でも買えて値段も手頃です。「訳ありでも外国産でも良いからちょっとでも安く腹いっぱいズワイガニを食べたいんや~」という方におすすめです。
フォーシーズン公式サイトはこちら
冷凍物の外国産のズワイガニは数千円~1万円ほど出せば買えますが、国内水揚げされたズワイガニは外国産の数倍~10倍以上します。福井県や富山県、鳥取県など、本場カニのお宿に行った方なら本物ののズワイガニが高いのはよくご存知だと思います。
外国産のズワイガニは確かに安いのですが、味はやっぱり国内水揚げのものがダントツで美味しいです。その理由のひとつは、外国産のズワイガニには添加物が入っているからなのです。
安かろう悪かろうではないのですが、年に数回しか食べることがないわけですし、安全性や味のことを考えると出来るだけ国産のカニを選ぶ方が良いとは思います。特に贈り物にする場合は相手さんには質の良いものを送りたいですしね。
国内水揚げの高品質のズワイガニを食べたいけど高くて手が出ない...という方は多いと思います。
そこで今回は、何とか頑張れば手が届く価格帯で「国内水揚げズワイガニ」が買えるお店と、贈り物や特別な記念日用に「カニ宿クラスの高級ズワイガニ」が買える2つのお店をご紹介します。
まずご紹介するのは手頃な値段でズワイガニが買えるお店「縁結び本舗」です。縁結び本舗では、鳥取県にお店を構える中村商店さんが仕入れた国内水揚げされた本物のズワイガニを取り扱っています。
ちなみに株式会社中村商店は、昭和元年の創業から80年以上の歴史を有している老舗の魚介卸店で、鳥取港で水揚げされた魚介類を中心とするさまざまな水産物を取り扱っている実店舗を構える鮮魚店です。都会に事務所をで~んと構えているそんじょそこらの卸店とは訳が違います。
値段は1杯(400g)で6,800円~、(800g)で16,800円~。ただし、セリの仕入れ値によって価格が変動することがあるのでご注意ください。
中村商店さんの公式サイトを見てもらうと分かりますが、鳥取県の賀露港から水揚げされたズワイガニをセリで直接買い付けて、漁港に隣接する加工場で販売・加工を行っているんですよ。不味いわけがありません。
その分、冷凍物の海外商品に比べるとお値段は張りますが、タグ付きのズワイガニなので味は折り紙付きです。ただし天候不良や水揚げ量によって仕入れが変わるため、日時の指定は出来ないので、その点だけはご注意ください。
縁結び本舗公式サイトはこちらから
もう1件のおすすめは「越前宝や」です。こちらは正真正銘「カニお宿」で食べられるものと同じ本物のズワイガニを扱うお店です。
越前宝やは、越前がにで有名な越前町の漁場から、直接買い付け、発送をしているお店です。加工場から徒歩十歩のところに港があります。
セリ落としたズワイガニを職人さんが活きたまま浜茹でしているので味は文句なしなんです。ちなみに越前宝やさんは漁師さんが魚介類を買いに来るほどの本物志向のお店です。
値段は1杯(400g)14,400円~(700g)28,000円~と超高級品です。贈答品やお祝い・お正月など特別な日にはぴったりのズワイガニですね。最高級品のズワイガニ(1.3~1.4㎏)でナント!1匹184,000円という驚きの商品がありますよ。怖いもの見たさで公式サイトを覗いてみて下さい(笑)
福井のカニ・干物専門店 越前宝や
ここまでの話をまとめると...
訳ありでもいい国内水揚げズワイガニや現地で浜茹でカナダ産のズワイガニを格安で!
フォーシーズン
手頃な値段で国内水揚げの新鮮な生のズワイガニを買いたいんや!
縁結び本舗公式サイト
金のことは気にしねぇとにかく高級ズワイガニだ!大切な人への贈り物にしたい!
福井のカニ・干物専門店 越前宝や
となります。
タラバガニは味と香りにひと癖あるカニなので、やはり鮮度と調理方法が命。出来れば鮮度の良いうちに加工できる国内水揚げ品が一番です。
タラバガニはお店によって値段がピンキリだなと感じている方は多いと思いますが、安いものは当たり前ですが、二級品。タラバガニの二級品は二枚皮と呼ばれる脱皮直後のカニのこと。
当然二枚皮のタラバガニは値段こそ恐ろしく安いのですが、身がスカスカで食べごたえもなく市場では売り物にならない劣等品。それを買わされたらたまったもんじゃないですよね。
茹でた後の見た目は普通のタラバガニと差異はなく、ど素人が見ても食べても分からないのが恐ろしいところです。これまでも知らずに食べてる人って多いと思いますよ。
北海道地場の味では、身入りのいい『 堅蟹 』 を厳選しているお店。身入り抜群のたらば蟹は、贅沢品の中でも最高級の品、これまで食べたことがない味を堪能できるでしょう。タラバの印象がガラッと変わりますよ。
ちなみにタラバガニは贈答品にもぴったりです。贈答品に良く選ばれるのは、茹でたあとの甲羅の赤色と腹の白色が紅白で姿形が大きく勇ましいため。お歳暮やお中元はもちろんですが、祝いの品として贈るのも大変喜ばれます。
「北海道地場の味」では贈答用に「のし」をつけて相手に送ってもらうことはもちろん出来るのですが、別途メッセージカードをつけることも出来るんですね。しかも、このメッセージカード、決まった文言ではなく、自分で文章で書くことが出来るので、送った相手に心のこもったメッセージを受け取ってもらえるでしょう。
北海道地場の味では、乱獲のため最盛期の10分の1以下しか水揚げされなくなった幻の蟹 「花咲ガニ」も取り扱っています。花咲ガニはタラバガニ同様にヤドカリの仲間ですが、タラバガニに比べて身がぷりぷりしていてエビを食べているかのよう。幻のカニとも言われる希少なカニです。
北海道地場の味では「花咲ガニ」の産地名が根室とロシアになっていますが、記事でも書いたように北海道沖で捕れてもロシア船が捕獲するとロシア産になるためですので心配はいりません。
タラバガニやズワイガニも良いのですが、「北海道地場の味」で売っているカニで一番おすすめのカニはなんと言っても「毛ガニ」ですよ!
ところでこの毛ガニって牛肉のようにランクがあるのを知っていますか?
毛ガニは、産地・時期・加工業者・流通・品質管理、この条件で品質を判断され、1特から4特の範囲でランクが付けされるんです。「北海道地場の味」で扱う毛ガニはもちろん4特がメインで3特までしか販売していないのも魅力。
フォーシーズン同様に北海道地場の味も、漁の具合によっては生のカニは売り切れで買えないことがあるので注意しましょう。年末年始などに確実に手にしたい時は早めの注文を。冷凍物は1か月ほどは日持ちします。
「北海道地場の味」の値段は他店に比べると少し高いと感じるものもありますが、これはグリースと呼ばれる鮮度保持用の氷膜を省いた重さを記載しているため。
カニの重さは、茹であげ時に2~3割目減りし解凍時に目減りするのが普通。劣悪な業者は、わざと重く見せるためにボイル前の重量表記をするケースや、冷凍焼けを防ぐために表面に吹きつけられたグリースの重さを含んで重量表記しているケースもあります。
そういった粗悪なお店で頼んでしまうと、カニが届いた時のガッカリ感は想像以上ですよね。「北海道地場の味」は純粋な蟹そのものの重さを表記している点は見逃せません。見かけだけの数字には騙されないようにしたいですね。
これからカニのシーズン、皆さまも優良店を見つけて美味しいカニをゲットしましょう。タラバガニと毛ガニは「北海道地場の味」が僕のおすすめチョイス!しばらくこのお店にハマりそうな予感...
北海道地場の味公式サイト
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